6/19 あおう会 –2 [あおう会]

「ガンから生還した僧侶」杉浦清始さんの奥様は「ありがとうございます」の達人です。いつも元気にニコニコして、はっきりとした大きな声で楽しそうにお話をされます。

奥様が育てている野菜の話がとても面白く不思議でした。野菜を無農薬で育てると、どうしても虫がついてしまう。そこで奥様は、虫の食っている葉っぱを撫でて「虫さん、ありがとうね。食べるのはこの葉っぱだけにしてね」と毎日繰り返しているのだそうです。

すると葉っぱを見たご主人がビックリ! なんと、「この葉っぱだけにしてね」と言っている葉しか、虫が食っていないのだそうです。不思議ですね~。

この話しを聞いて、ふと思い出した事があります。有森裕子さんが引退マラソンの前に「ありがとうございます」について、不思議な話をしていたのです。

マラソンをしている時に、沿道で警備している人達や、応援している人たちを見て「ありがとうございます」。「この人たちのおかげで自分は走れているんだ」そう思って頭を下げると、 なぜか、スっと、前の人を抜くことができるのだそうです。

不思議ですねぇ~。

あおう会には、「へぇ、そんなものかなあ」という人や、「ありがとう。と言うだけで果たして変わるのかどうかは疑問」という人もいます。そういった人達は頭がいいと思うのです。考えすぎるのです。

「言葉はタダなんだから、どうせ話すなら、面白い事、楽しい言葉、人が喜ぶ言葉を使いましょう」等と話しをすると、なんで? どうして? と理由を欲しがります。こういった人の多くは、自分の人生を「不自由」だと感じている事が多いのです。

それは親であったり、先生であったり、学校や会社、社会の制度に従わざるを得なかったという思いが強い人達です。思考の方法を提供しているに過ぎないのに、「従わされている」と感じて、受け入れられません。

自分の思い通りにいっていない。絶えず他人の思惑で動いてきた。環境が悪い。自分の周りが悪い。等といった思いを多く持っています。

自分と異なった思考に出会うと、異なった思考を受け入れる事は「従う事」「強要」「責められている」かのように感じるのです。

物事には数多くの正解や考え方があるにもかかわらず、「自分の思い」というたった一つの思考しかできなくなっています。「自分と異なった思考」を拒否できる理由を探す事には、非常に上手なのです。

頭のいい人は、「理解できない事」「理屈、道理に合わない事」「未知の事」「人と違う事」「失敗しそうな事」「恥ずかしい事」「非常識な事」「嫌な事」をしようとしません。

自由になることとは

・ あらゆる先入観
・ 偏見をともなった予測
・ 他人と比較する習慣

から自分自身を解き放っていくことです。

エジソンは1万回を超える白熱電球の発光実験をして、見事に長時間発光に成功し、巨万の富を得る事が出来ました。頭のいい他の科学者達は「長時間発光などできるはずが無い」と実験をしようとはしなかったのです。

「できるはずが無い」「常識的に考えて無理だ」という思い込みこそが、自分自身を不自由にしています。馬鹿になりきりましょう。

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