常識を外す 2 [常識を外す]

一時的にダイエットをやめてみませんか?

私はこれまでに大阪へ食べ歩きの旅に何度も出かけています。お好み焼き、べた焼き、たこ焼き、ネギ焼き、イカ焼き、ラーメン、うどん、フグちり等々、1泊の旅行で、これ以上食べたら腹が破裂する、と言うぐらいに大阪の味を食べまくります。だからと言って必要以上に食べた分だけ、太ったままだった事はありません。食べた分だけダイエットをしなくても、体重は元に戻ります。

ダイエットをするか、しないかに関わらず「これを食べたら太ってしまう」「少し痩せなくちゃ」といった思考は、どの年代の人も持っています。つまりダイエットには終わりが無いという事です。

「痩せなくちゃいけない」という価値観に縛られてしまうと、食事のときだけではなく、体重計が目に入ったり、スリムな人を見たり、店頭の服を見るだけで服のサイズを気にしたりと、事ある毎に心が囚われて、心が休まる暇がありません。ちなみに過去に詳しく書きましたが「食べたら太る」というのは思い込みです。食べたら太ると思っている人には、ダイエットの効果は、一時的な物にしか過ぎません。

自分が執着している物から離れてみるのです。自分の中の執着から離れる、と言っても渦中にいる人は、自分の姿に気付かない事も多いでしょう。心の動きのほとんどは、習慣的な思考となっている為に、自分が何に囚われているかに気付くのは難しいものです。

そこで自分の思考をノートに取る癖を付けます。「一週間だけでもダイエットをやめてみよう」と思えればしめたもの。自分の心が執着しているものを手放す、自分の思考を、自分の常識に囚われたままに刺激し続けるのをやめて「もう少しいい加減に生きてみよう」と思いなおします。

「いい加減」という言葉は「だらしがない」とか「無責任な」といった意味合いで使われる事が多いのですが、「良い加減」「好い加減」という意味合いも持っています。適度に、程々に、という事です。

さて、電車に乗れば、ほとんどの人が降りる駅を気にしているでしょう。これは「必ず決まった駅で降りなくちゃいけない」という自分の常識の為に、常に心が備えをしている状態です。「○○をしなくちゃいけない」という決め事が有りすぎると、乗り過ごしてしまった場合はイライラとします。

何も、いつも電車に乗り過ごそうなんて事ではありません。人との付き合いがある以上、電車に乗り過ごせない用事もあるでしょう。電車に乗り過ごすぐらい、心を空っぽにしてみたり、自分の夢のイメージに集中するぐらいの、いい加減さが必要だという事です。

カラオケに行けば上手く歌う、自分の身体を見て痩せなくちゃ思う。「上手くやらなくちゃ」という常識に囚われてしまうと「失敗したくない」「恥ずかしい」という思いに変わっていきます。自分が囚われている事の数だけ、いつも自分の心は身構えているのです。これでは心が休養を取る暇もありません。自分の持っている執着心から一度離れてみる事です。

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