今を生きる 1(ちょうどいい) [今を生きる(ちょうどいい)]

「人間は自分が思考しているような人間になる」
こういった言葉は多くの書籍に書いてあります。朝起きてベッドから出るか、会社に行くかどうか、何時に昼食をとるか、何時に寝るか等々、習慣的な行動であっても、まず思考があります。

「今の自分」は過去の思考の結果でしかありません。そして今、思考している事が未来においても実現します。人は好都合も、不都合も自分で思考して、より強く思考したことが実現していくのです。自分の心のあり方に従って実現していきます。

思考には癖があります。ある出来事に直面した時に、怒ったり、泣いたり、笑ったりと、これまでの経験と得た知識から、自分の思考パターンに従います。潜在意識の中には「こういう時は怒ればいいんだ」「こういう時は怒るものだ」といった思考パターンがインプットされているのです。

好都合か不都合かと感じるのも思考パターンでしかありません。「天気が良いと傘が売れない、雨が降ると靴が売れない」と考えるか「天気が良いと靴が売れる、雨が降ると傘が売れる」と思考するのは、自分自身でしかありません。幸福を感じるか、不幸を感じるかも、自分が選んでいるのです。

夏の暑い時期に雨が降って「イヤだなあ」と思うか「これで少しは涼しくなって丁度良い」と思うか。 「現状が違っていたらいいのに」と思う思考パターンは、常に心の中に不都合を感じる癖がついています。「自分を不幸にしているのは今の現状だ」という思考は、「自分の幸福は、自分以外の周りの環境によって左右されている」つまり「自分で幸福を選べない」という思考です。これでは、結局いつまでたっても欲求不満なだけです。

夫が、妻が。上司が、部下が。等と愚痴を言っても、自分の都合のいい人間に相手が変わってくれる事はほとんどないでしょう。しかし、多くの人が自分以外の周りが変わる事に思考と時間を費やして人生を終わらせてしまいます。多くは強い力関係を利用して、相手を服従させる事に費やされます。「妻はこうあるべき」等といった固定観念を押しつけてみたり、客という立場を利用して店員や企業に無理を押し通す程度です。

そしてそれが「ああ、楽しかった!」等と思えることはありません。無理が通ったという満足ぐらいでしょう。

自分の都合で相手が変わらないように、自分も相手の都合で変わることはありません。つまり誰も自分の思考を変えてはくれないし、現状を見て好都合か不都合かを選ぶのは自分の勝手なのです。

これはとても大切なことです。

夏の暑い時期に雨が降って「これで少しは涼しくなって丁度良い」と思う自由もあるということです。「幸福か不幸かは自分で決められる」ということです。

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hetian

こんばんは。
コメントありがとうございます。
私も最近読んだ本に
イメージ→実行→目標
と書いてありました。
思考・イメージすることが大事なようですね。
by hetian (2010-07-23 22:12) 

瓶太郎

こんにちは。
確かにそう思いますw
by 瓶太郎 (2010-07-24 10:42) 

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