自分を壊せ! 16 [自分を壊せ!]
人間を不幸にしているものは「あらゆる先入観」「偏見を伴った予測」「他人と比較する習慣」です。大方の人の心は価値観や信念といったもので覆われて、本来の自分の姿を見ることが出来ません。全ての人は、優秀で、賢明で、どんな事でも出来る、自分を忘れているだけです。自分を覆っている価値観や信念を壊すには「感謝」「褒める」というトレーニングをします。
幼い自分を心の中に残したままの人は「感謝」「褒める」が苦手です。
●「感謝」「褒める」が苦手な人は、「自分が一番になりたい」「特別に扱って欲しい」という思いを持っています。負けたとか、劣っているとは思いたくない、という思いが強すぎると、自分が正しいと相手を批判します。強く主張する人ほど、「自分の意見が受け入れられていない」とどこかで感じているのです。
●「感謝」「褒める」が苦手な人は、比較をする癖を持っています。「損か得か」「人と比べて自分がどこの位置にいるのか」。自分の心の中で付けた順位を上げるための努力にばかり気を取られて、自分がやりたい事を忘れてしまいます。「この人を褒めたら損。」「この人を褒めたら得。」等と自分の利益の為に策を練るので、誰も褒められたとは感じていません。結局、褒めたことになっていないのです。
●「感謝」「褒める」が苦手な人は、謙遜することが美徳だと感じています。せっかくあなたを褒めたのに「そんな事ないです」「自分は大した事ないです」等と、素直に「嬉しい」「ありがとう」と受け取ることができません。褒め甲斐のない人間を演じている内に孤独になっていきます。
●「感謝」「褒める」が苦手な人は、「どうせお世辞だろう。」「何か魂胆があるんじゃないか。」よ無駄に予測をします。物事の良い面を見る習慣を持っていないので、相手の言葉が信じられません。どこかで自分がお世辞を言う人間だと思っているのかもしれません。
●「感謝」「褒める」が苦手な人は、先入観を持っています。「またあいつは同じミスをするに決まっている。」等と過去に起きた出来事と現在の区別が付けられないため、今を楽しむことが出来ません。常に過去を引きずっています。「世の中は常に変わっているのだ」、「どんな物事も変化していくのだ」という事を受け入れていない為に、自分の心に変化(成長)を受け入れるのに非常に時間がかかります。
逆を言えば、「感謝」「褒める」を繰り返し行って習慣にしてしまえば、こういった自分を縛っている物から解放されます。
比較をやめよう、価値観を壊そう、等と思っても、これまでの思考習慣を変えるのは難しいものです。人間はあらゆる場面を自分の視点で解釈をして、無意識のうちに自分の価値観で物事を判断してしまいます。
そこで、何かを止めるのではなく、新しく始めるのです^^ あらゆる場面で、分け隔てなく褒めます。訳もなく理屈抜きで感謝します。
「感謝」「褒める」は心の掃除です。繰り返し感謝して褒めることで、価値観や信念という汚れを落として、誰でも本来の自分の素晴らしい姿に出会うことが出来ます^^
↓ 本来の自分と調和すれば、
↓ 自分の潜在意識の中にある無限の力を自由自在に引き出して、
↓ 思い通りの人生を思い通りに居来ることが出来ます。
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こんばんは。
思い当たること幾つか。反省の巻。
by 夏炉冬扇 (2010-11-22 21:40)