自信・自分への信頼 17-3 [自信・自分への信頼]
大方の人が、本来の形を知らずに物事を見て「そういうものだ」と思ってしまうことがあります。
三角錐は、見る人の視点によって、円にも、三角形にも、扇形にも見えます。いつも同じ方向からしか眺めていなければ、いつまで経っても三角錐だとは気付くことが出来ません。
丸? 三角? 扇?
記念写真で、自分が何処に写っているかを真っ先に探すように、自分の姿しか見えていないのかもしれませんね^^ 自分の見たい物しか見てといえます。
「こんな病気になったらお終いだ」「妻がこんなふうに変わってくれたら」等と、相手や物事に対して「そういうものだ」という思い込み(ある決まった見方しかできない事)が、自分を苦しめます。
物事は全て公平です。相手や物事に対して、善し悪しをつけているのは、自分の中の「意見」です。相手は苦しくとも何ともなくても、自分の理屈で「”私”が勝手に苦しんでる」だけなのです。
この世の中で自分が知り、経験する出来事は、全て自分の思考の産物です。トラブルに感心のある人は、テレビを見ても新聞を読んでも、人の話しを聞いても、自分が感心のある物を見つけます。病気も、人間関係も、金銭問題も全てそうです。
テレビで悲しいドキュメンタリーを見て涙を流したり、友人のトラブル話しに同調して一緒に憤慨したり、こんな事に強く感心を持っていると、どうなってしまうのでしょう?
何度か話題にしてきましたが、人間の脳は、現実と想像の区別が付きません。梅干しを見たり、考えただけで唾液が出るのは、私達の脳が現実と想像の区別がついていない証拠です。
例え、テレビの中の出来事であっても、人から聞いた話しでも、脳は「他人の事」という区別ができません。イライラしたり悲しんだりすれば、脳は「それは自分の身に実際に起きた出来事だ」と受け取ってしまいます。私達は「わたし」と「あなた」という人称の区別が出来ますが、脳はその区別できません。
「妻が」「夫が」等と愚痴を言えば、その言葉を最初に聞いているのは自分自身です。他人に対するどの様な言葉も「私はこういう人間だ」と、自分に言い聞かせているようなものです。
繰り返し行って習慣となったものは、潜在意識が自動的に実行してくれます。自分が強く関心を示し、繰り返し意識している思考習慣や口癖は、ご飯を食べたら胃が消化を始めるように、運動をすれば汗が出るように、潜在意識が勝手に実行してくれます。
AとBのどちらを選べばいいのか。
どちらを選んでも結果は同じです。「今度こそは」と気をつけても、自分の思考習慣や口癖が現実になるように、潜在意識が勝手に選んでくれるのです。
これは良い情報ですね!^^
都合良く思って、どんな結果でも「ありがたい」と受け取り、笑顔でいれば、いつしかそれが習慣となった時、何を選んでも、どんな決断をしても、満足する結果を得ることが出来るという事です^^
身近な人や出来事に不都合を見つけた時は、これまでとは違った思考をしてみませんか?^^
物事は全て公平、善し悪しを決めているのは自分。何をどう思ってもいいなら、全て良しと受け取って、自分自身に(潜在意識に)、心地よい習慣を植え付けてしまうのです。
私の最近の流行は「バカボンのパパ」。雄自分の身の回りに何が起きても、赤塚不二夫先生の「天才バカボン」のパパを思い出すようにしています。そして
「これでいいのだ」
と、声に出して言ってます^^ うーん^^赤塚先生って天才!
「これでいいのだ」というキーワードを「ありがとう」と「笑顔」に結びつけて、何事もありのままを受け入れる遊びをしています^^
興味を持った方は、ぜひお試しあれ!^^
2011-03-04 00:00
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
こんばんは。
川柳、視点の面白さの「ゲイジュツ」でもありますね。
by 夏炉冬扇 (2011-03-04 21:10)
「これでいいのだ」
赤塚先生のこの言葉は最強ですね!
この言葉のおかげで
元気をもらえます。
「自分の選択を信じなさい」
と言ってくれているようです。
素敵なコトバをありがとうございました!
またの更新楽しみにしています^^
by レーシック 失敗 (2012-10-09 11:27)