不都合を感じる心の仕組み 3 [不都合を感じる心の仕組み]

他人と比較することから不幸が始まる、なんていいますよね。
あの人に比べて自分のほうが役職が高い。とか、私はあの人よりいい容姿。とか。
逆を言うと、幸福の始まりは、他人と比べて自分がどれだけ勝っているかを感じられるか、ということになってしまいます。

比較するから不幸を感じたり幸福を感じるので、比較をしなければいい?
いえいえ、そんなお話をしたいのではないのです。

比較によって始まるのは条件付けです。
あの人よりいい車を乗っているから幸福。あの人よりスタイルがいいから幸福と比較をしていると、もっとお金があれば、もっといい家に住んでいれば、もっと裕福な家庭に生まれていれば、と自分が幸せに感じるための条件付けを、していってしまいます。

「○○があれば幸せ」と条件付けをすると、その物を手に入れることが目的となってしまいます。
手に入れられたその時は幸福感を得られるかもしれませんが、いずれ薄れてきます。
そしてまたまた幸福感を得るために比較をします。

幸福感を感じるためには、まず自分が少しでも不幸を感じなくては成り立たなくなります(思考の落とし穴)。

だから、金があれば、○○があれば、○○だったら、と条件付けをしている間は、何が手に入ってもずっと何かしらの不幸を感じる状態が続きます。

誰もが、まさか「自分が不幸になりたい」と思っているとは、夢にも思っていないでしょう。

それは、「幸福を感じるために、わざわざ不幸を感じる状態を望んでいる」、そんな思考の癖に気づいていないだけです。

そしてもちろん、「良くなりたい」という願望は、「今、自分は良くない状態にある」という思考をしています。この思考が将来においてまた実現します。

比較をしなければいい? 無理です。
以前に猫について考えないでくださいと例を挙げました。とたんに誰もが猫に囚われて考え始めます。
比較をしないようにと考え始めたとたん、比較に心が囚われてしまいます。
そんなことは置いておいて、別の思考を入れて、別の癖を付けてしましょう。

繰り返しになりますが、

願望が出ます。いろいろな思いが出てきます。一番強い思いが実現します。心囚われた強烈な願望ほど危険です。

だから、願望は淡く、淡く、淡く・・・。
癖を直すには、別の癖を付ける、「ありがたい」「おもしろい」「うれしい」と訳もなく思うだけです。

今の自分の状態を、しっかり「ありがとうございます」と区切りを付けていかないと、現状に囚われた思考のままです。

まずは、いつどんな時でも、「あー、楽しかった」と訳もなく「ありがとうございます」で区切りをつけて、物事の一つ一つに思いを手放すトレーニングです。

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