在る(ある)だけでいい [人生劇場]

笑顔の上級者は、普段の顔が笑顔です。いつも心豊かに楽しく過ごしている人です。

笑顔に条件をつけると、好都合と一緒に不都合も引き寄せてしまうので気を付けなくてはいけません。

笑顔に条件ってなに?

勉強が出来たらから子供を褒めたり、人を動かすために笑顔を作ったりする事です。例えば恋人同士。相手の気を引く為に、相手に気に入られる態度や表情、気に入られる事をします。普通の人間はこれで当たり前でしょう。ところが、相手のために自分を作っていられる時間なんて、そう長くないものです。

相手は「私の為に何かをしてくれる人」「私の為に動いてくれる人」「私の都合で動いてくれる人」と条件付の愛を受け入れているので、本来の自分自身が出てくると「こんな人ではなかったはず」と関係がギクシャクしてきます。

面白いのは、笑顔を作った側も、投資には見返りが必要だと感じている事です。誰かを愛する為に自分を作る事で、当然相手からも愛が返ってきてほしいと望みます。つまり自分の都合どおりの役目をお互いに求め合うのです。

これは「愛」ではなくて「期待」です。

「期待」は人間を不幸にしていきます。自分の都合どおりに動いてくれるだろうと勝手に期待をして、思い通りの反応が返ってこないと不機嫌になります。

条件付で得た愛を持続させる為には、相手の顔色を伺い、相手に合わせる努力をし、自分ではない自分を演じ続ける為に、心が疲れていきます。常に心が備えている為に、休まる時間が無いのです。

○ ○だから怒る、△△だから笑う、という条件の元ではなく、いつどんな時でも、訳もなく笑うのです。

部下の仕事振りがいいから褒めたり笑ったりするのではなく、この人が好きだから、嫌いだから、よく出来たから、何かをしてほしいからという自分の中の条件を取り払って、訳も無くただ笑顔を相手に向けるのです。

人の顔色を伺うのは、自分が相手に受け入れられているか、を見るためです。コミュニケーションの一番最初は顔です。まず無条件で「あなたを受け入れます」という笑顔が、楽しい人間関係を作っていきます。

訳もなく笑顔でいられる人は、笑顔でいる事が当たり前の人生を引き寄せます。
ただ「愛」のみ、ただ「笑顔」のみ、ただ「ありがとう」のみでいいのです。期待は不要、ただ在るだけでいいのです。それが作り笑顔でも構いません。笑顔は相手に対してその存在が素晴らしいと受け入れるサインです。

↓「ガンから生還した僧侶」杉浦清始さんの言葉です
↓「在る」というのは、存在の最高の状態です。
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