自信 1 [人生劇場]
「無理だ」「難しい」「出来ない」といった言葉を使う人ほど、パソコンの設定に時間がかかるお話をしました。分からないと言ってただ答えを待って、自分から積極的に何かをしようとはしません。
マイナスの言葉を使う人は、その時点で、心は「やってみよう」という気持ちを放棄してしまっています。「パソコンに慣れていない初心者の自分には、とても難しい事なんだ。仕方がない」とマイナスの自分を正当化しようとします。
「今はまだ知らないだけ、ここからがスタートなんだ」
「自分には経験が少ないだけ、ここからがスタートなんだ」
「自分には練習が少ないだけ、ここからがスタートなんだ」
と常に、よーいドンの気持ちを持つ事が大事です。
これは自分の中の自己像をどれだけ良く思っているか、自分にどれだけの自信を持っているかによります。大方の人は一回り小さい自己像で満足してしまう為に、まず「よしやってみよう」という気持ちを放棄してしまうのです。
元広島カープの衣笠さんが投手について話していました。
「ピッチャーが自分の投げたい所に投げられたら、まずバッターは打てない。じゃあなぜ投げたい所に投げられなくなって打たれちゃうのか。ピッチャーは7割が自信、3割が技術だと思っています。自分の内面が表に出てくる。自信をなくしたらそれも出てくるんです。力があるけれどそれを出そうとする自分との戦いなんです。それぐらいピッチャーは自分本意じゃないと勤まらないんです。」
プロ野球の選手は多かれ少なかれ、「こんなものじゃない。オレはまだまだ上手くなれる。まだまだできる」と、より大きな自己像を持っている人が大成するそうです。プロ野球で活躍する選手は何もドラフトで1位や2位の選手だけではありません。
ドラフトで指名される高校生や大学生は、まだプロとしての身体も出来ていないし、技術も未熟です。プロのスカウトは体格や技術や素質だけを見てスカウトするのではないそうです。体格や技術は未熟でも、より大きな自己像や自信を持っていれば大成するのだそうです。
自信(自惚れ)さえあれば「もっと上手くなれる」「一流になれる」と創意工夫をして多くを吸収し、「やってやろう」という気持ちを決して手放さない。自信(自惚れ)がない人は、人と比べて自信を失い「よしやってやろう」という気持ちを手放してしまうのだそうです。
成功者は誰に教えられなくとも、常に自分に対して良いイメージや、良い自己像を持っているのです。
ではどうやって自分に自信をつけていくのでしょうか?
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