潜在意識に任せろ 20-2 [潜在意識に任せろ]
車輪と車軸をつなぐ油(オイル)の空間(オイルクリアランス)を「油とり(ゆとり)」といいます。
ゆとりがないと、車がスムーズに動きません。笑顔や「ありがたい」と思えるのは「ゆとり」です。 実際に痛かったり、常に病気に心が囚われていると、「ありがたい」と思うのは難しいと思うでしょう。実際にその場面の直面すれば自分を差し置いて、家族を「ありがたい」と思う「ゆとり」もないと思います。
自分の心のな中の「ゆとり」は、他人が作ることは出来ません。自分自身で作っていくしかありません。自ら、今までの自分にない新しい思考を受け入れる隙間を作らなければ、潜在意識には届きませんし、新しいスイッチも押すことが出来ません。
多くの成功者、運のいい人、ツイている人、は「譲る」というゲームを楽しんでいます。以前にアメリカの軍医の話を聞きいたことがあります。ベトナム戦争時の野戦病院では、多くの傷ついた兵士で溢れていました。多くの兵士が、いかに自分が苦しくて痛いかという事を大きな声でわめいたり、人を押しのけて「まず自分の治療を」と、訴えていたそうです。
ところが、「自分は後でいいから」痛みを訴えている人に譲れる兵士達は、怪我の大小に関係なく、痛みの方はずっと軽く見えるのだそうです。彼等は、自分を差し置いて相手に譲る、という心の穏やかさを持っています。
心の安らぎや、穏やかさ、笑顔、感謝の効果は、脳からα波が出てきます。α波が出ている状態が、いかに健康にいい状態を作るかは何度も説明したとおりです。暑ければ勝手に汗が出てくるように、人間が意識して出来ないことは、全て潜在意識がやってくれています。潜在意識にどんなスイッチを押させるかは、自分の意識がどんな思考を送ってきたかという事です。
自分が健康であれば病人にその席を譲ることは簡単でしょう。満たされていれば施すことも簡単でしょう。イメージトレーニングは、自分が望んだ状態になりきることです。今そうであるかのように楽しんでしまえば、その創造が潜在意識に届きます。
今まさに自分が、健康である、満たされている、となりきって、「譲る」ゲームを始めてみませんか。病気になってどれだけ「ありがたい」と思えることがあるか、探してみて下さい^^ そのスタートをしてしまえば、もう健康になり始めています^^
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今日は。
ゆとりは大切ですね。仕事の時代は本当にギシギシすることが多かったです。
by 夏炉冬扇 (2010-11-05 13:54)