自分を壊せ! 3 [自分を壊せ!]
大勢の人が「正しい」と思っている意見に出会ったら、気を付けた方がいいかもしれません。それが「こうであるべきだ」「当たり前だ」「習わしだ」という意見なら尚更です。
今あるものに止まろうとするのは、既に成長が止まっている状態です。変化や進化を受け入れられなくなった物事は老化を待つのみです。
「正しい」という字は「一」に「止まる」と書きます。「正しい」「当たり前じゃないか」という事を主張する人ほど、ある着地点が決まっていて、そこに向かって自分の主張をします。自分の決めた着地点以外の意見や物事を受け入れる事が出来なくなっています。
「正しい」は、自分の主義主張以外のものを批判したり、「自分以外のものや自分に同意しないものは誤っている」という考え方を産みます。ここに民主主義はありません。
民主主義は少数意見を尊重するところに意味があります。民主主義は各個人の意見の総意です。多数の意見がある間違った方向へ進んでしまわない為に、少数の意見を汲んだ意見をまとめて総意とするところに意味があります。
ところが「正しい」という意見は、少数意見を排除してうことが多々あります。
「物事には色々な見方があって、色々な答えがある」、という柔軟な見方があるのを知っているのに、そのように考えることが苦手です。
「正しい」は、時に異なった正義にぶつかると相手を批判したり愚痴を産みます。異なった正義の持ち主が喧嘩し、争いを好み、戦争をします。
なぜ正しいと主張したり、批判をするのでしょう?
小学校で先生が「氷が溶けたらなんになるでしょう?」という質問をしました。答えは「水」です。ところが生徒達は、「水」以外に様々な答えを出しました。「水」以外にどんな答えを見つけられますか?^^
人気ブログランキング
どなたでも参加できます。一緒に人生ゲームを楽しんでみませんか?^^
コメント 0