自分を壊せ！　5：あ・お・う　で行こう：SSブログ

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自分を壊せ！　5　[自分を壊せ！] [編集]

「話を聞いてほしい」「判ってほしい」「重要なことだと感じてほしい」

面白い事に不満や愚痴や批判の大半は、この３つの欲が満足できれば、ほとんど治まってしまうそうです。「問題を解決したい」という根本的なことは後回しなんですね。

「待ち合わせに遅れた相手に怒りを感じる」。遅刻が許せない、と言うよりは、相手の為に自分の時間を無駄に使っているという事が許せないのでしょう。

一方的に自分の話しばかりをする人は嫌われるものです。これも相手の時間を奪っているのですね。

愚痴や批判のほとんどは、要約すれば「自分を特別に扱ってくれなかった」ということです。自分が相対する人や物事で、自分が一番優先されないと不満を感じるのですね。自分が中心で相手が自分の都合のいいように動いてくれることを期待します。期待が外れると不満や愚痴となります。

会社や仕事に不満を持つ場合は、極端な言い方をすれば「会社の自分に対する優先順位が低い」「もっと特別に扱ってほしい」と感じているのかもしれません。他の人と同じように扱われるのが詰まらない、という事かもしれません。

「私は変わらないけど、周りは私の都合のいいように変わってほしい」という勝手な言い分の為の行動をして、期待通りの反応が返ってこないと相手を攻撃します。

「近面白い映画見た？」なんて言われたらどう答えますか？

最近見た映画を思い出して話をしますか？「最近は映画を見てないなあ」なんて答えますか？映画に興味がない人は「あんまり映画を見ないんだ」なんて答えるでしょうか？

まず自分のことを考えるのは、少なくとも自己中心寄りなのかもしれません。

もてる男性、好かれる女性は、「え、なにか面白い映画見たの？」「何かいい映画知ってる？」等と、先に相手の話を聞き始めます。　相手が「近面白い映画見た？」と話しかけるのは、自分が見た映画のことを話したいのかもしれません。あるいは、一緒に見たい映画に誘いたいのかもしれません。話しかけた側は、なにか話したいことがあるのです。

「○○って食べたことある？」「○○って知ってる？」等と質問する側は、質問の答えが欲しいのではなく、聞いて欲しいんですね。

成功者の多くは、「譲る」というゲームを楽しんでいます。この場合の「譲る」は話の主導権を渡す。簡単に言えば「聞く」という事です。もちろんほとんどの成功者は、「譲る」というゲームだとは意識していません。自然と「譲る」が出来るのです。

自分を壊していくには「譲る」というゲームが鍵になりそうですね＾＾

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