自分を壊せ! 6 [自分を壊せ!]

子供の頃に、虫や蛙を捕まえてくると「汚いから捨ててきなさい」「気持ち悪いから捨ててきなさい」等と注意されたことがあるでしょうか?

動くもの、不思議なもの、命あるものに好奇心を持って触れる。これは前向きな心です。「汚い」「気持ち悪い」といったマイナスな気持ちで「○○をしてはいけない」といった注意をすると、自分を制限する要素が子供に加わります。

「捕まえたんだよ」といった自慢も、「飼っていい?」という希望も、親の一方的な意見に無視されて従うことになると、「自分の気持ちを知って貰いたい」という気持ちを押さえ込んでしまいます。

物事の善し悪しではなく、自分と向き合って話をしてくれるか。親にとって自分は特別な存在なのか。もっと簡単にいえば「自分は愛されているのか」を、子供は常に知りたがっています

子供は親に笑ってほしいのですね。親の都合が多すぎると、子供は親に好かれることを期待して行動をします。自分がやりたい事より「こうすれば周りの人が喜ぶだろう」という勝手な期待をする事を覚えます。

ドライバーの役目を知って、自分もネジを回してみたいと思う。そして時計やミシンのネジを外して壊してしまう。ここで「よくやった」と言える親は少ないものです^^; 大抵は子供を叱る。

「怒ってはいけない。」と子育ての教科書には書いてあるが怒ってしまう。「時間が判らなくなる。」「ミシンがいくらすると思っているんだ。」自分にとって都合が悪いと感じて怒りを覚える。

普通に「どうしてそんなことをしたの?」と聞いても、子供は「悪いことをした」と学習できます。もちろん怒っても学習できます。

●しかし怒る事で、子供は相手の機嫌を伺うようになります。自分がやりたい事より、相手の機嫌を気にする事を学習します。

自分が愛されているかもちゃんと確認しています。自分は時計やミシンより愛されていない、と心のどこかで順位を付けてしまいます。表面には出てこなくても、無意識で、自分の順位をどんどん低くしていくことで、不満の多い心が育ってしまいます。

●そして、感情で子供をコントロールしてしまうと、子供は自分と他人の区別がつかなくなります。子供は他人をコントロールする事を学習します。いわゆる我が侭になります。勝手な期待をした行動もそうです。

自分は自分。自分の人生を生きている。
他人は他人。他人の人生を生きている。
お互いを尊重して仲良く生きている。

親が自分と子供の区別を付けていなかった為に、この単純な事実が判らないのです。子供には子供の価値観があり、それは親にとって重要なことではなくても、子供の価値観を認める。簡単にいえば「相手を尊重する」「愛する」ということです。

相手の都合で自分が動かなければならないのですから、子供は相手と向き合うことに価値を感じなくなります。いかに自分の都合で相手が動いてくれるか、自分を優先させてもらえるかと、相手をコントロールする事が重要なことだ、と学習してしまいます。

では、どの様にしたら、自分と他人を区別できるのでしょう?どの様にしたら相手を尊重できるようになるのでしょう?^^

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