自分を壊せ! 7 [自分を壊せ!]

他人をコントロールしようとする人は、自分と他人の区別が付いていません。遅刻してきた相手に怒りを感じる。自分の話に同意を求める。自分のルールに他人が従わないと不満になります。自分が特別扱いされないと、他人が自分を最優先させないと、自分の中で順位が低くなってしまうのです。

他人の価値観を認められず、自分の話は重要だと思い込みます。他人には他人の価値観があり重要なものがあることが判りません。

コンビニに「宅配便の伝票が欲しいという」お客さんが入ってきました。店員さんは探したけど見あたらないので店長に聞いてみました。伝票が切れていることが判り、宅配便の伝票を切らしていることをお客さんに伝えました。

するとお客さんが「さんざん待たせておいてそれ?失礼な話だね」と捨て台詞を残してお店を出ていきました。わずか1~2分の出来事です。

彼は順位を付けていたのでしょう。おれは客、あいつは店員。相手を従わせ、捨て台詞を正しいと思っているのかもしれません。小さな事にも不満を感じるまで、自分の順位を下げてしまったのではないでしょうか。

十分に親の愛を受け取って育った子供は、自分に順位を付けません。その人にとって愛は受け取って当然のものです。順位なんて付けなくても、「自分は生きているだけで素晴らしい。自分以外の人も生きているだけで素晴らしい。」という事を判っています。

ここでの「愛」は、我が侭勝手を許すということではありません。向き合って、笑顔で、話を聞く事。相手を尊重する事です。自分と他人を区別して相手を尊重して接することが出来れば、子供は、他人を羨むことも、他人を恐れる必要もありません。特別なことをしなくても自分は他人に愛されている。自分は自分。他人は他人。という事が判ります。

満たされていないと感じている人ほど欲しがります。与えてしまっては減ると感じるので、与えることが出来ません。大方の人は「自分が満たされたら寄付しよう」等と考えます。この約束は反故にされることが多いのです。いくら増えても「満たされていない」という気持ちがどこかにあるのです。この物事の見方は子供の頃の経験が反映されているのです。

いつまでたっても満たされていない、足りないと感じているので、潜在意識は「欲しい」という状況を選択していきます。いつまで経っても「無い」状態が続きます。

「与える」「譲る」という事に抵抗がなく、自然に出来る人は、満たされていると感じている人です。「与える」「譲る」という事が出来るので、潜在意識は、常に「満たされていて当たり前」という状態を選択していきます。

満たされたから譲ることが出来るのではありません。譲るから満たされていくのですね^^

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