自信・自分への信頼 7-2 [自信・自分への信頼]
いつも、不安や恐怖が私達を挫けさせます。
成功者を成功に導いたものは何なのでしょう?それは自分自身を信じることです。周りの誰もできなくても、「自分はできる」と、自分自身を信頼したのです。
癌を宣告されて「もうダメだ」と思った人と、「必ず元気になってやる」と思った人では、5年後の生存率に大きな開きがあることが知られています。前者は医者を信じたのでしょう。後者は自分を信じたのでしょう。
自分がどう思ったかで、結果は変わります。そこには、「医学的に何をやったからどんな結果が得られた」という根拠はありません。「治る」と思った人の方が生存率が高い事が判っているだけです。心の内側は医学では解明されていません。
ある「事実」に対して、「ダメだ」「元気になる」というのは意見です。自分の解釈です。自分がどう思ったかで、結果は変わります。
余命3ヶ月といわれて、勝手に「自分はあと30年間は生きる」と思っても誰も困りません。思うだけなら自由に勝手に思えばいいのに、それが出来ない人が沢山います。
頭の良い人は、時に「根拠がなければ、そう思えない」「仕組みが判らなければ使えない」「理解できない事はやらない」という考え方をします。自分の過去を守るために、新しい物事に対して「そうか、やってみよう」となかなか思えないのです。
まるで、交流方式を選択できなかったエジソンのようです。医療の現場の方がずっと柔軟な頭を持っていたりします。「心の中は数式のようには解明できないが、心のあり方で結果が変わるのであれば、医療に心のケアを取り入れよう」というお医者さんも病院も沢山存在します。
何を受け入れるかを決めたのは、「自分」です。
お医者さんが「余命3ヶ月」といったら、それは「その人の意見」という事にしか過ぎません。事実は病名だけです。そして意見は「これまではそうだった」という推測にしか過ぎないのに、「これからもそうであろう」と思い込みます。
「周りがダメだって言うから」「できるわけがないって言うから」と言われて、やりたい事を手放してしまう人は、病気になっても、「だって、お医者さんが言うんだから」「偉い学者さんが言うんだから」「専門家が言うんだから」と思うのではないでしょうか。
これまで治らなかった病気はいくつも克服されてきました。死の淵から生き延びた人も沢山います。この世の中に絶対も真実もありません。あるのは自分の心だけです。過去も未来もありません。あるのは今だけです。今、自分が何を思っているのか、選択するのか、という事だけです。
事実に対してどの様な意見を持つか、どんな解釈をするかは本人の自由なのに、私達は度々、自由を手放して不自由な思いに取り付かれます。なぜでしょう?
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こんばんは。心を強く持って生活するのが大切と私も思っています。
そう言う意味では明治の人は強かった。江戸時代は一層でしょう。
by 夏炉冬扇 (2010-12-08 17:30)