イメージトレーニング方法2 -5 [イメージトレーニング2]

例えば、メロンパンを食べ物と捉えずに、「ある種の成分の塊を体内に取り込んだ」ということに置き換えてみましょう。

「私、食べても太らないんだよねぇ」
この発言は「食べれば太る」と思っている人には疑わしい言葉に聞こえるかもしれません。

では次の場合はどうでしょう
「私、薬を飲んでもあんまり効かないんだよねぇ」

「ある種の成分の塊を体内に取り込んだ」という事実は同じなのに、薬は利く人と効かない人がいることを一般的にはよく認められています。

「食べれば太る」は、ある種の思い込みではありませんか?
人は物事を始める前に必ず思考をしています。「太ると思って食べるから太る」。

梅干やレモンを見ただけ、想像しただけで多くの人は唾液が出ます。
食べてはいないので、唾液を出す必要はありませんよね。
しかし、思うだけで、現象が起きます。

「これは漆です」と言って、ただの白い粉を複数の人の腕に塗ったところ、漆でもないのにかぶれる人がいます。 例えば、偽薬を処方して、薬だと信じ込む事によって何らかの改善が起きる現象があります(プラシーボ効果)。

実は私は、梅干やレモンを想像して唾液が出ない、少数派です。
私が梅干を想像するといつも「スッパイ」より「楽しい」という記憶が強烈に残っています。

小学校2年のときに友達が「母さんが買ってきた梅干が食べられないぐらいスッパイからずっと残っている」というので試しにみんなで食べてみました。これが本当にスッパイ!一度果肉を噛むと飲み込むのが大変なぐらいスッパイのです。
「もう一個食べる?」と聞かれたら誰も食べるとは言わなかったでしょう。

「ジャンケンで負けた人が食べることにしよう」と罰ゲームになったところ、それから毎日、みんなで集まっては何かゲームをして、負けた人が罰ゲームで食べることに。
「ちゃんと噛んでから飲めよ!」なんて大騒ぎです。
私にとってスッパイ物は「楽しい遊びの強烈な記憶」です。

話を戻しますが、重要なのは同じ事をしていても、思考によって起きる結果は違うと言うこと。
薬は効果があったりなかったりするのに、メロンパンを食べれば「必ず太る」という効果を期待するのは「思い込み」ではないでしょうか?

人は何を思うのも自由。それなのに、人は「○○であるべきだ」「○○に決まっている」「それが当たり前じゃないか」といった思い込みや世間の常識という観念に自分自身を縛っているのではないでしょうか?

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