思考習慣 3 [思考習慣]
「あの○○が激太り!」なんてハリウッドスターのプライベートが時々話題になります。しかし、その後の彼らの映画で太った姿を見る事はありません。彼らは芝居に必要なトレーニングをして、スリムになって役作りをちゃんとしているのです。
良い思考習慣を身に付けるという事は、役作りをするようなものです。人生は舞台です。「私」という役をしているだけです。生まれるとは、観客席にいた自分が、人間劇を見て「あ、自分もやってみよう」と舞台上に上がるようなもの、死ぬとは舞台から降りるようなものです。
イメージトレーニングは、人間劇でいえば役作りです。苦しい役や、悲しい役を誰からも強制される事はありません。好きな役を選んでいいのです。喜劇を演じたければ笑顔と感謝を繰り返し行って、笑顔の役になりきるだけです。
面白くない事でも、訳もなく「笑顔でありがとうございます」です。面白くない理由を考えるのは簡単です。これはただ自分の脳が不都合探しが上手くなっているだけに過ぎません。
自分が意識をしなくてもバランスを取って自転車に乗るように、自分が意識をしなくても、習慣的に脳にインプットしてきた不都合探しを始めるのです。
古い習慣を取り除くには、バカになって「ありがとうございます」を繰り返し行うだけです。
バカになれば過去も変えられます。過去の記憶は非常に曖昧で変化しやすい事が知られています。新しい情報を受け、都合よく、あるいは都合悪く、記憶の再編を行っています。記憶の全てには、自分勝手な解釈が入っています。
財布の中を見て「あと1000円しかない」と思うときと、「あと1000円もある」と思うときがあります。同じ事実を見て、好都合か不都合かを判断しているのは自分にしか過ぎません。
過去の嫌な出来事は、自分が勝手に不都合だと記憶しただけです。自分でふとしたキッカケで思い出しては、自分勝手な解釈をつけて、記憶が大袈裟になっていきます。
脳の不都合探しが上達していくと、過去の大袈裟な記憶と照らし合わせて、出来るはずがない、難しい、無理だろう、等といった脚本を作り上げてしまいます。
過去の不都合を思い出したら、寝る前のイメージトレーニングで、バカになって訳もなく「ありがたい、面白い、うれしい」と笑顔で笑ってみせるのです。
記憶は寝ている間に勝手に脳が整理してくれます。
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