100点は要らない [100点は要らない]
私たちは良い食べ物を取って、適度な運動をし、休養を取って体のケアをします。
ところが大方の人は、心のケアをしていません。心も体と同じようにお手入れが必要です。
人間の脳は、ありとあらゆる薬を作り出すことが知られています。自分の心の状態によって、病気を作り出すことも、健康を作り出すことも可能なのです。
愚痴や不満等、マイナスな言葉は、心に悪い食べ物です。繰り返し使っているうちにどんどん心は病んできます。
思わず使ってしまったら、必ずプラスの言葉に言い換えます。
面白い、楽だ、簡単だ、美味しい、美しい、素晴らしい、明るい、出来る、やれる、元気だ、まだまだ若い等、より多くのプラスの言葉を使う習慣をつけていきます。
どうしてもマイナスに偏ってしまう不都合な出来事も、長い目で見れば良い事か、悪い事か、今は分からない。ありがとうございます、と言って笑って済ませる習慣をつけていきます。
自分から心の運動をさせてあげましょう。これは「相手の良い所を見つけて褒める」だけです。言葉で説明すると簡単ですが、実際に出来ている人の方が少ないでしょう。
服装や髪型、毎日の家事、小さな仕事の成果、何でも構いません。
褒める事は、自分の脳が、良い事を見つけるのが上達していき、自分から積極的にプラスの言葉を使えるというメリットがあります。
こんな話をすると、「褒めるような所がない相手、褒められない相手の場合は、お世辞のように、あるいは心に無理をして褒める必要はないのでは?」と言われる事があります。
しかし、性格一つ取っても「神経質だ」と捕らえるか「几帳面だ」と捉えるか。「大雑把」と捉えるか「おおらか」と捉えるかは、自分自身です。
マイナス思考をする習慣(癖)を治すには、新しい習慣(癖)をつけてしまうのが簡単です。マイナス思考が上手になっている脳を、今度はプラス思考が上手になるように、自分から褒めるのです。
「褒めて伸ばす」なんて言葉もありますが、褒めて一番「徳」を得るのは、実は自分自身なのです。
↓ いつもクリックで応援をしていただきありがとうございます!人気ブログランキング
コメント 0