甘えられない 4 [人生劇場]

「忙しいから」と一緒に食卓を囲む事が希薄な家庭もあります。子供と一緒に過ごす時間の少ない家庭もあります。

子供には話したい事が沢山あります。それは大人に取っては、たいした内容ではないかもしれませんが、子供にはその一日にあった素晴らしく「くだらない」話があるのです。虫を捕まえて遊んだことかも知れません、先生に怒られたことかもしれません、あるいは褒められたことかも知れません。

自分の事を聞いてもらえないという事は、存在の無いことと同義です。聞いてもらうという行為が、自分が存在していていいんだ、自分はそれだけの価値があるんだと、頭でわかるのではなく、意識はしなくても自然に身に付ける事になります。

大人からか見れば子供のやっていることは、無意味だったり下らないことかもしれませんが、無意味でくだらない事をしている子供の時期が、一番成長している時期です。

子供は褒めてもらいたがっています。いつも愛されたがっています。それは勉強が出来た等の大人の都合が上手く出来た事ではなく、大人から見ればくだらないかもしれない事を、褒めてもらいたがっているのです。

それが帰ってきたとたん、あるいは子供と過ごす少しの時間を「勉強は?」「習い事は?」と親の要求が多すぎると、親が怒っていなくても子供は叱られていると感じます。親から褒められるために、自分の都合を捨てて、親の都合で動くようになります。人に甘えるには、条件が必要だと感じます。

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