甘えられない 4-2 [人生劇場]
「エネルギー交換をするには相手にまず受け入れられる必要がある」と、甘える事に条件付けを行ってしまいます。
すると大人になってからも「何かしらの仕事が出来なくてはいけない」「相手を喜ばせるものを自分が何か持っていなければいけない」と感じ、「自分が特別な事をしなくても、相手は自分を受け入れてくれる」という事が想像できなくなってきます。
この手の人は自分では気付いていませんが、「忙しい」事が美徳に感じます。誰かの役に立っているのではないかと、あるいは、人に受け入れられる事を期待して、常に何かしら動いていて「何もせずにゆとりを持って過ごす」という事に、不安を感じるようになります。
「忙しい」は「心」を「亡くす」と書きます。 自分自身の多くの行動が、自分の為ではなく、人の為に行っているので、自分自身が満たされる事がほとんどありません。甘える事が出来なかった人は、常に不足を感じるようになるのです。
親が子供の話を聞くよりも、自分の要求が多いと、子供は「この程度の事は喜んで話すほどのことではない」と、褒めてもらうに値しないと学習します。褒められるようなことはしていない、その程度ではない、と自分を尊重しなくなります。
エネルギーを要求すること、つまり「甘える」という行為を制限していきます。甘えられなくなるのです。
「自分を褒めて」と素直に言い出せなくなると、褒めてもらう等の為に、相手に勝手な期待をして行動をし、期待通りの反応が返ってこないと、不機嫌になります。
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