甘えられない 4-3 [人生劇場]

親が子供の話を聞くよりも、自分の要求が多いと、子供も「人の話しを聞く」よりも「要求する事、思い通りに人を動かす事」を学習していきます。どうすれば自分の都合で周りが動くのか。そして自分の都合どおりに周りが動かないと不満を感じるようになります。

人に物事を頼むという行為は「甘え」です。親子の間で甘えるというエネルギー交換がうまくできなかった子供は、大人になってから、仕事や友人同士での頼み事に気を使います。

「ごめん、ちょっと仕事を手伝って」
「今度の休みを交換して欲しいんだけど」

なんて、なんでもない頼み事を、言い出す事に引け目を感じます。本人は気付いていませんが、自分が尊重できない為、相手の好意を受け入れる資格があると感じないのです。

気の乗らない頼み事を断れない人もいます。断ることで自分が拒否されるのではないかと、返事を先送りにしてしまったりします。

そこで、相手が自分の要求を受け入れてくれる為に、自分に有利なようにはからってもらうための行動を取ったり、権力を持とうとするのです。

大方の人は、本当にやりたいこと、本当になりたい自分、を後回しにして、不足したエネルギーの奪い合いで人生を終わらせてしまいます。

人生劇場では好都合も不都合も、必要な物は全て用意されています。常に満たされていない思いで、不足の思いで行動していれば、法則に従って「満たされない現状」が繰り返し現れてきます。

これは自分の過去の記憶と経験から身に付けている「思考習慣である」という事に過ぎません。いつでも、誰でも、イメージトレーニングで新しい思考習慣を身につけ、満たされている自分を創造し、脚本を書き換えていく事が出来るのです。

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