適度に程々に [適度に程々に]
100%を望む人、完璧主義の人は、好き嫌いもハッキリしています。中間が無いから、好きな物が多いように、嫌いなものも多いのです。曖昧に、適度に、人や物事と付き合う事が苦手です。常に「そうあって欲しい」という理想ばかりを求めます。
適度なところで満足が出来ないと、結局「自分の思いどおりに周りが変わらない」と不都合ばかりが見えてきます。
そして完璧主義の人は、頭が良いのです。心配探しを想像する事が上手いのです。他の人が心配しないような事まで心配をして、もしもの為に備えます。とにかくやる事が多すぎて、目的を達成する場合でも、人より遠回りをしがちです。
心配事が多いので、高い目標を持てなくなります。「アレもできていない、コレもできていない、結局自分はこの程度だ」、と自分に自信が持てなくなって、「そんな高い目標は無理、自分にできるはずが無い」等と諦めてしまいます。
1995年の野茂英雄さん以来、日本プロ野球界からメジャーリーグに移籍する選手が増えています。メジャー移籍が決まるたびに、必ず選手に向けられる質問の一つが「英語が話せないと支障になりませんか」といった類の質問です。
この質問を聞くたびに、人間は不安探し、心配探しが上手だなあ、って思います。野茂英雄さんが大リーグに行く前にも、何度もこの質問をされて、こんな答えをしていました。
「僕は英語を覚えに行くのではありません。野球をしに行くんです。」
私はこの答えに気持ちがスッキリ!
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タグ:イメージトレーニング 野茂英雄
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