変化 2 [変化]

バルセロナオリンピックで、女子マラソン銀メダルに輝いた有森裕子さんは、オリンピックでの当日の朝、コンタクトレンズを片方なくしてしまって、片目だけレンズを入れて走ったそうです。

このトラブルに直面した有森さんは、落ち着いて何が見えればいいかと考えました。まずコースが見えればいい。後は給水所で自分のボトルが見えればいい。その他は何も見えなくてもいいとの判断でレースに出場。片方の目で不便だったことは何一つ覚えていないとのこと。

まるで野茂さんの「英語が出来なかったら・・・・」の話しのようです。「片目では勝てない」なんてマイナスの心理なんて無かったんですね。

オリンピック女子マラソンで金メダルに輝いた高橋尚子さんは、何の実績も持たない選手だったそうです。高橋さんは腕を横に振って走る。腕を横に振るのは、陸上選手としてはよくないと言われ続けてきたそうです。小出監督はそれを「いいフォームだね」と無責任に褒めたそうです。

「その手が大事だ。給水所で人より先に水を取れるじゃないか。」

と。高橋さんは自分がずっと欠点だと思っていた腕を横に振る癖を、その一言で自分が有利と思える事が出来たのです。

不都合こそチャンスです。不都合があるからこそ、先入観偏見比較といった自分勝手な思い込みを開放していけるのです。

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