自分の時間を持とう　2：あ・お・う　で行こう：SSブログ

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自分の時間を持とう　2　[人生劇場] [編集]

毎日朝一番に、その日のイメージを予め作っておくと、脳はそれが既に起こった事であると認識して、イメージしたとおりの状態を作り上げていこうとします。笑顔と感謝で脳波をα波の状態にして創造をすることで、より創造力を有利に働かせることができます。

夜、眠る前にも瞑想をして創造的になります。笑顔と感謝で一日を思い出すのです。この作業は、自分の上や後ろから自分の姿を見て、舞台上にいる自分を観察するイメージで行います。自分の観察日記をつけて、全ての出来事を「ありがたい」「おもしろい」「うれしい」と感謝します。記憶を作るのです。

自分自身の姿を創造的に思考することで、非常に多くのニューロンが活性化され、創造力に強力な力をつける事ができます。

人間の脳は非常に優れています。そしておバカです＾＾　脳には今までに見た事、訊いた事、味わった事、触った事、嗅いだ事等、経験の全てが記憶されています。ホンの一瞬、すれ違っただけの人の事でさえ記憶されています。

そして、記憶された情報は時間と共に、再現性が薄れていきます。脳が受け取った情報の印象の強さによって、記憶の再現が容易にも困難にもなります。

単純な単語の暗記等では、覚えたそのものが再現できますが、自分の経験についての記憶は、自分の解釈を付けて記憶されています。自分の信念や固定観念にあった、自分の見たい物だけを見て、不都合な情報を排除して記憶したり、都合のいいように書き換えてしまった物を記憶しておくのです。

物事が上手くいった、あるいは上手くいかなかった理由を説明する時に、大方の人はできるだけ有利な立場に立とうとします。

例えば「自分が約束を守れなかった」という事実に対しては、自分がだらしないのではなく、思いも寄らない事態が発生したから。あの時、手助けができなかったのは思いやりがないからではない、他のことで手一杯だったから。自分が不親切であったり、無能だ、という結論を出さないで済む記憶を残しておくのです。

ところが、他人が失敗をしたりすると、その人の性格を責めたりします＾＾；

成功したのは自分の能力が優れていたから。失敗の原因は運がなかった、周りの人が無能だったから。人の心は、こういった記憶を作ることに関しては天才的です＾＾；

自分にとって都合がいい一面だけを探したり、自分の見たい物だけを見て、不安や不満を上手に避ける事が得意なのです。

記憶は嘘つきでもあります。私達は、捏造された記憶を取り出しているのですが、脳はそれが捏造された物だとは気付きません。取り込む情報も取り出す情報も手を加えているのですが、過去の経験が意味有るものだと思い込んで、嬉しい事も、辛い事も、潜在意識によって同じ経験を繰り返し引き寄せているのです。

記憶と経験を頼りに、これまでと同じ事を繰り返している間に人生が終わってしまいます。私達が持っている古い思考習慣は役に立ちません。かつては意味のあったものでしょうが、古い思考習慣は自分らしく振る舞う事にブレーキをかけてしまいます。

ここで重要な事は、私達が自分勝手だとか、だらしないとか、嘘つきであるとか、そういった事ではありません。こういった心の動きは、ただの思考の癖でしかありません。

重要なのは、記憶は作れるという事。記憶は作っていいという事です。私達は意識的に潜在意識に働きかけて、いつどんなときでも幸せになるように、自分をプログラムして良いのです。と言うか、しましょう＾＾　自分自身をコントロールできなければ、起きてくる出来事に振り回されて、不安や不満を上手に避ける事ばかりが上手くなるだけです。

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