自分を壊せ! 18 [自分を壊せ!]

「褒める」とは、言葉や行動、表情を使って、相手の存在を認め尊重する事です。相手に感謝したり、大切に思っていたり、尊敬していても、その気持ちを表現して相手に働きかけなければ、何もしていないのと変わりません。

人間は、家族や仲間と関わりたい、愛されたい、自分の存在を認めてほしい、という欲を求め続けて生きています。幼い頃にこの欲求が十分に満たされていな人は、褒めるのも褒められるのも苦手です。他人に甘えることが上手くできなくなります。

また、ほとんど受け取れなかった子供は、成長すると非行に走ったりします。自分の存在を認めてくれる、自分が注目されるのであれば、「褒める・褒められる」とは全く逆の接点であっても、他人との関わりを持とうとします。

甘えが満たされない家庭環境では

相手の長所や成功、気配りに気付いているのに褒めない。
→つけあがるんじゃないか。大した事はない。褒めたらこっちが軽く見られる。

自分のことを褒めて欲しいと他人に要求してはいけない
→卑しいことだ

褒められても素直に受け取ってはいけない。
→謙遜する。お世辞ではないかと疑う

褒められて嬉しくない事でも受け取らなくてはいけない
→人間関係が悪くなると憶測。

自分を褒めてはいけない
→自分を甘やかすと怠ける

といった習慣があることが多いようです。家庭内の習慣は日常社会で出ます。逆に家庭内でやっていないことを、社会生活に持っていくことは難しいようですね。

例えば引き受けたくない頼み事を断れない、乗り気のしない誘いを断れない、等というのは「他人に甘えられない」のです。(もちろん会社の命令でやらなくてはいけないこと等は別の話です)。褒めるという経験が少ないので、「断ると自分が尊重されないのではないか」、と憶測します。褒めるという経験が少ないと、褒めて欲しいとは言えずに、「こうすれば、相手が自分を尊重してくれるだろう」という期待で行動します。

周りが自分を良く見てくれるだろうと、勝手に期待をしておいて、期待通りの結果が返ってこないと、不満になります。「あいつの為におれはこんなにやったのに」なんて^^;

些細なことでもどんどん人を褒めてください。自分が何か認めてほしい時はそれを相手にしっかり伝えていいんです。褒められたことは素直にうれしいと思っていいんです。嫌なことを言われたら嫌だと意思表示していいんです。そのぐらいで人間関係は壊れません。そして自分は「よくやっている」と褒めてあげていいんです^^

褒めるのが苦手、余る上手く褒められない、という人は、単純に「褒める」事に慣れていないだけです。初めからボールを投げるのが上手い人や、料理を作るのが上手い人、計算が得意な人はいません。

「難しいな」「出来るかな」「あまり上手くないんだけど」、等と思ったら、

自分はやり慣れていないだけなんだ。
練習すればすぐに上手くなる。
自分はなんでも出来るんだ。

と思考し直すことです^^ ぜひ褒めるという遊びをどんどんやって褒め上手になって下さい^^

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