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人生は楽しむ為に生まれてきた 4 [人生は楽しむ為に生まれてきた]

伊集院さんの話を聞いたときに、2年位前のNHKでの萩本欽一の話を思い出しました。

萩本さんは、東洋劇場に入団した当時、演出家から「君は才能がないからやめたほうがいい」と言われて、先輩芸人である池信一さんに、国へ帰る事を話したそうです。

すると、池信一さんは、演出家のところに行って「萩本は才能がない。しかし、これほどいい返事をする若者はいない。あいつの「はい」は気持ちがいい。「はい」だけで置いてやってくれ」と言って説得をしたのです。

池信一さんの話を聞いた演出家は、萩本さんに

「芸能界はどんなに才能がなくても、たった1人でも応援する人がいたら必ず成功する。お前を止めさせないでくれという応援者がいる。お前は成功するから頑張れ」

と言われて、劇場に残ることになったそうです。「たった一人でも、自分を応援してくれる人がいれば、おれはやっていけるんだ」、という言葉に奮起した萩本さんは、早朝の劇場で大声を出す練習を繰り返し、先輩芸人の芸を真似て学び、天下の萩本欽一へと歩み出すのです。

伊集院さんの話も、萩本さんの話も似ていると思いませんか。ほんの数人だけでも、自分を支持してくれる人の為に、自分の夢に向かって夢中になれば、人生なんてどうにでもなるのです。

自分の人生を楽しむためには、自分に必要な物は全て揃っていると思うことです。思考は実現していきます。自分の人生は、自分が創造した事だけが実現していきます。自分が信じられない事、疑う事、創造できない事は、どんなに妄想したところで実現しないのです。思考そのものが自分の人生です。自分の人生を見れば、自分がどんな事を思考してきたのかが分かります。

計算された人生に安心を求め、それを望めば、その創造に見合った物が用意され実現します。自分を信じて夢に夢中になれば、その夢に見合った現実も用意されています。これまでの人生も、これからの人生も、全て自分の創造の結果です。

人生の選択肢は常に用意されています。不都合を感じた時こそ笑って、「ありがたい」「おもしろい」「うれしい」と思いなおし、新しい人生の選択をするチャンスです。私たちは、いつでも自分の人生を選ぶチャンスがあるのです。私たちは何時だって自分の生きたいように生きることが出来るのです。

伊集院さんのラジオ番組は
2001年にTBSラジオから「ゴールデンマイク賞」を授与。
2003年に放送批評懇談会から「ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞」を授与。
2006年に「ギャラクシー大賞 ラジオ部門」を受賞。

人生は楽しむ為に生まれてきたのです。夢を楽しみましょう。楽しめば夢は実現します。


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人生は楽しむ為に生まれてきた 3 [人生は楽しむ為に生まれてきた]

ほとんどの人が反対したら、何か特別な力が隠されているかもしれません。成功率2~3%と訊くと、多くの人が失敗率97%の方を重く見るでしょうか。

タレントの伊集院光さんと聞くと、最近は雑学王のイメージをする人が多いと思います。実は、テレビタレントとしての活動よりも、伊集院さんがライフワークとしているのはラジオ番組です。子供の頃に立川談志さんのラジオを聴いて、「オレもいつかこんな面白い話がラジオでやってみたい」と思っていたそうです。

伊集院さんは、1984年(16歳)の時にお笑いの道を選び、噺家になる為に三遊亭楽太郎(現6代目三遊亭圓楽)さんの弟子となりました。1988年に二つ目昇進し、第17回NHK新人落語コンクール本選に出場をしています(若手落語家の登竜門的番組)。他の本選出場者は、全て修行10年以上の方ばかりの中に、ただ一人、入門4年目での本選出場となったのです。

実は伊集院さんは、前年の1987年から一門には内緒で、ラジオ番組への出演を始めていました。落後で鍛えた話芸を駆使した、伊集院さんのラジオ番組は次第に若者の指示を集め始めます。ラジオが忙しくなるにつれて、それまで落語会と偽ってラジオ局に行っていた嘘も、どんどんと苦しくなっていき、ついに師匠にラジオでの副業がばれてしまいます。

伊集院さんの副業は、円楽一門の間で問題となり、落語を取るか、タレントの道を取るかの選択を迫られることになります。

このまま落語を勉強して続けていけば、いずれ昇進もして、歳を取れば弟子をとり、この世界で安泰のままに食べていくことが出来るだろう。

という思いと、

落語で我慢して有名になるには時間がかかる。今ラジオ出演が叶って、せっかく売れ始めたのを手放したくない。

という思いがぶつかります。堅実な道を選ぶか、自分の夢を選ぶかの選択肢です。結局、落語家を廃業して、タレントの道を選ぶことになるのですが、後に伊集院さんは、自分のライフワークとしてのラジオ番組について、こんな事を話していました。

おれが学校で本気で「面白い」と思ったことを話しても、男子100人程度の中の2人か3人しか笑ってくれなかった。でもね、ラジオの世界って、聴視率2%あれば立派な数字なんです。本当に「面白い」って思ったことを、おれが頑張って話したら、2%評価してもらえれば、100人の中のたった2人が笑ってくれたら、おれはやっていけるんです。

私は、この話を聞いたときに、2年位前にNHKでの萩本欽一さんの語っていた話を思い出しました。

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人生は楽しむ為に生まれてきた 2 [人生は楽しむ為に生まれてきた]

もしも、自分が成功する為に「あれがなくちゃ出来ない」「これがあったら」と思うのは、すでに成功することを諦めているのかもしれません。

例えばプロスポーツ選手になるには大きな体が必要か。小柄なスポーツ選手で私が思い浮かべるのは、元大相撲力士の舞の海秀平さんです。舞の海さんは、身長170cm、体重98kg、大柄な力士がずらりと並ぶ現代相撲どころか、昭和中期の力士と比べても、極めて小柄な力士でした。

舞の海さんが頭にシリコンを入れて新弟子検査に合格したのはあまりにも有名な話です。力士になるには、当時の規定で身長173cm以上が必要でした。身長の足りない舞の海さんは、頭にシリコンを注入して新弟子検査に合格したのです。

土俵上で活躍する舞の海さんの姿は、ただ「身体が小さいから」という理由で諦めてしまった小柄な力士志望者に光を当てました。同じ方法を施した新弟子検査受験者が数人現れ、健康上の理由でこの方法を用いる事が禁止となる代わりに、規定身長を167cm以上に引き下げ、幕下付出資格者は体格不問、となったのです。

舞の海さんは、前年の新弟子検査で、身長が足りなくて不合格となっています。相撲の強い弱いには関係なく、ただ、ルールだからということで、力士になれなかったのです。もしも「ルールだからしょうがない」「自分には身長が足りないんだからしょうがない」等と思っていたら、その夢はそこで終わっていたと思います。

舞の海さんの幕内成績は勝率.456。10回に5回は負けています。しかし、その姿は多くの人に愛されてきました。舞の海さんは自分のやりたいこと、自分の夢を楽しんでいたのではないでしょうか。

舞の海さんは、大学卒業後は高校教師に内定していた為に、周囲からはプロ入りに対して猛反対を受けています。しかし、子どもの頃からの夢を叶えようと、周囲の反対を押し切ってプロ入りを決意。まるで「そばめし」の話ではありませんか。

周囲の意見を聞くと言うことはとても大切なことです。しかしどんなに押さえても湧き出てくる自分の夢、自分が本当にやりたい事は、実は本人にとって、とても大事なこと、大切なことなのです。ほとんどの人が反対したら、何か特別な力が隠されているかもしれません。

人は、過去の自分の経験や記憶に基づいて 物事を判断しています。全ての物事には自分の解釈・価値観が入っています。「先入観」や「偏見」、「固定観念」、「思いこみ」という、「信念」とうフィルターを通して物事を見ているのです。自分自身の物の見方(思考)が全てを決定しています。そして自分と異なった新しい思考や価値観に出会うと、それを排除していきます。

革新的なことを始めようとすると、それを目の当たりにした周りの人は、安全策保守的な物の見方をするでしょう。信念が強い人ほど変化に弱いのです。物事に対して凝り固まった考え方があるほど、新しい思考や価値観を突きつけられた時に抵抗をするのです。「成功者は特別で、お前は平凡なんだよ」と、自分と同じ価値観を押しつけてくるでしょう。

マイナス思考や、不都合を感じる出来事は、人生の分岐点です。自分が決断することは、大きな事から小さいことまで様々な分岐点が用意されていて、自分が選ぶものです。多くの人の否定に遭う、マイナスの意見に遭う、といった場合、それは多くの人の心を捉えているという事です。

不都合を感じたときこそチャンスなのです。先入観や、偏見を伴った予測、他人との比較から自分を解放しましょう。全ての事柄が自分の人生を楽しく生きるために用意されているのです。自分の夢を叶える為に必要な物は、すでに自分が持っている事を思い出すのです。

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人生は楽しむ為に生まれてきた 1 [人生は楽しむ為に生まれてきた]

「成功率30%」という言葉を聞いて、どんな事を思い浮かべるでしょうか?

例えば起業する時に、「成功率30%」と言われたら? 社内で自分の企画・提案をした時、10人のうち3人しか賛成してくれなかったら? 多くの人が後込みしてしまうのではないでしょうか。

では野球だったらどうでしょう。バッターは3割打てば、相手のピッチャーは打者に脅威を感じ、味方もファンも期待をする、十分な成績です。10回打席に立って3回ヒットを打てばいいんです。

「プロ野球で3割打つことがどんなに大変な事か知らないから、そのような事を言うんだ」という意見の人もいます。

もしかするとその人は、たった30%しか見込みがないから、という理由でいろんな事を諦めたり、逃してきたのかもしれませんね。「大変なことだ」「出来ないかも」「無理だろう」とチャレンジする前に、自分で結果を出してしまったのかもしれません。

これは、成功率30%の仕事にどれだけの情熱を持っているか、どれだけ好きか、どれだけ手放さないでいられるか、という事ではないでしょうか。

以前に、ヒット商品を発売した会社を対象に、企画から発売までのプロセスを調査した書籍を読んだ時に、面白いことが書いてありました。

「ヒット商品のほとんどは、企画段階では、ほぼ全員が発売に反対をした」

という調査報告でした。ほぼ全員が反対したって事は、成功率30%どころではありません。市場調査をしてもまず売れる見込みがない、過去のデータで売れる見込みが少ない、といった理由の中で、提案者や責任者が、「ただ、これをやりたい、やってみたい」という、ひらめきと情熱が、ヒット商品の販売へと繋がったそうです。

「そば飯」をご存じの方も多いと思います。細かく刻んだ焼きそばと、ご飯と、辛目のどろソースの鉄板焼きで、スーパーの冷凍食品売り場に行けば、「そばめし」の名前で並んでいます。それまで関西の人にしかなじみの無かったB級グルメが一気に全国区になったのは、10年前のことです。

「そば飯を冷凍食品で」。という提案をしたのは、一人の関西の若手営業マンでした。自分が当たり前のように食べていた「そば飯」は関西の人にしか馴染みが無く、「焼きそばとご飯を混ぜただけの商品が売れるはずがない」と、社内の大反対にあいました。「何を馬鹿なことを」と誰も取り合ってくれなかったのです。

しかし提案をした彼は、「こんなに美味しい物が冷凍食品で手軽に作れるようになれば、絶対に売れるはず」と思って、粘り強く一人一人を説得しては、「そば飯を冷凍食品で」という夢を決して捨てませんでした。「そんなに言うならやってみればいいじゃないか」と言われるまで、何十日にもわたって提案を続けたのです。

ほぼ一人での仕事です。最初に冷凍食品として出来上がった試作品は、実際の鉄板焼きのそれとは、ほど遠い物でした。発売する物は、鉄板焼きのそば飯と同じ物でなければ売れない。「ほら見ろ、若造が」とは言わせない。彼は自分が納得のいく味や食感のそば飯が出来るまで試行錯誤を繰り返し、販売開始までずっと付きっきりでそば飯に愛情を注いだのです。

1999年秋、当初「売れるはずがないだろう」と思っていた会社側は、「売れるとすれば、馴染みのある関西地区だろう」という理由で、関西限定で発売を始めました。しかし、販売してみてビックリ! 売れに売れまくったそば飯は、翌年には一気に全国販売へ。

ニチロ食品の冷凍米飯類総合の売上が、そばめし単体で前年比25%増。製造が追いつかず、2000年末~2001年初めまでの1か月間は、販売を中止させていたほどの人気食品となったのです。

西部グループの創始者、堤義明さんは、こんな言葉を言っています
「全員が賛成したら、その企画は危ない」

「プロ野球で3割打つことがどんなに大変な事か」。
自分が好きなこと、情熱を注いでいること、夢中になっていること、楽しいことをやっている間は、その本人は「大変なこと」とか、「努力をしている」とは思っていません。

「今を楽しく生きて成功を引き寄せる」思考の持ち主は、苦労や努力はしません。成功までの課程で、自分がする事の全てが、その人にとっての喜びなのです。本人は苦労や努力と感じていないのです。しかし多くの人はその姿を見て「苦労や努力する事こそ成功の秘訣だ」と思いこむのです。

「そばめし」は、企画段階でたった三割の賛成ももらえなかった商品です。
人生の3割バッターを目指すか、諦めるかは自分次第です。

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