過去の思考を切り離す –3-3 [思考の手がかり]
今度は、軽トラック一台分の荷物を実家に入れる為に、自分の部屋も片づけないといけません。
スキーの板とブーツが2セット。1セットは安売りで見つけて買っておいたものですが、一度しか使っていません。要りもしないのに「安かったから」で買ったもの。ほとんど使っていないのならお金の無駄遣い。
実家の洋服も、一人暮らしの間着ていなかったわけですから全部捨てました。漫画や雑誌も私の部屋を占拠しています。
オーディオ。買ったときは高かったからと、いつまでも使っていましたが、今はもっと小さくて音が良いものがあります。むやみに大きなスピーカーも一組。
賞状類の他に、卒業式の記念品まで何年も押入れに放置してありました。
いいえ。思えば全ての持ち物が、皆、記念品として持っていたのかもしれません。「高かったから、やっと手に入れたものだから、いつか使うかもしれないから」と、理由をつけて、記念品にして置いておいたんだと思います。
それだけ自分が頑固なのかもしれません。
新しい物を受け入れるには、今の自分の考え方を捨てていく必要があります。
歳を取ると頑固になる、なんて言いますよね。新しいものが欲しいと思っても、両手に荷物をあまりにも持ちすぎていて、どうしても今手の中にある荷物を手放したくない、そんな状態が頑固なのではないでしょうか。
死ぬときには何も持っていけません。自分が囚われているものから解放されなければ、ずっとこの世に思いを残したままになってしまいます。
この先の楽しい未来の想像を創造していくのに、過去の自分を守ることは必要有りません。過去の思い入れを捨てられない、自分の思考を変えられない、あるいは変えたくない、そんな自分と別れを告げるチャンスだと思って掃除をしてみましょう。
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