6/19 あおう会 [あおう会]

6/19(土)にあおう会がありました。

今回は「ガンから生還した僧侶」杉浦清始さんからいただいた言葉、

6月の言魂「超意識へ翼で飛ぶ」
 
羽の異なったものが翼
翼で異次元へ
異次元へ出れば
宇宙が入ってくる。
さなぎから蝶へ

を元に、自分の夢の自己実現に向けて「時空を超えて夢を楽しむ」というテーマで、みんなに配った白紙に、自分の夢を書いてもらいました。

自分の中の常識や思い込みに囚われたり、不都合な事を書く必要はなく、「やりたい事」「なりたい自分」だけを書いてもらいました。

例えば子供が「プロ野球選手になりたい」と夢を語るように、なりたい自分をそのまま書いてもらうつもりだったのです

ところが面白い事に、皆さんに書いた内容を読み上げてもらうと、自分の悩み事を話し始める人が出てきました。

ある人は知人親子の人間関係について相談を受けている事、ある人は仕事上で関係のある人との問題について、ある人は自分の身体上の悩み事について・・・等々。

不思議なもので、夢ではなく、「今この状況を何とかしたい」という悩み事を話し始めました。きっと夢もあるのでしょうが、現実に囚われてしまって、悩み事の解決が夢だと思い込んでいるようです。書いた本人は気付いていないかもしれませんが、ノートは自分の心の内を的確に表しています。

杉浦さんは様々な話しを聞いていく中で、次のようにお話をしていました

 自分の創造に任せる(託しきる)には、自分を消していかなくてはいけません。自分を消すと言う事は「自分の思い通りにならない、思い通りにどおりになっていない」という思いです。
 大方の人は「自分の思い通りにならない」雑草ばかりを気にして雑草を育ててしまいます。私たちに必要な事は楽しい夢のきれいな花を育てることです。

悩み事は物事をある側面からしか見ていない状態です。「現状が違っていたら」という思いで物事を捉えているために、何が起きても不都合に捉えてしまうのです。

こんな昔話があります。
昔、草履屋と笠屋に娘を嫁がせた母親がいました。その母親は、空が晴れると「笠が売れない」と笠屋に嫁いだ娘を心配し、雨が降ると「草履が売れない」と草履屋に嫁いだ娘を心配していたそうです。その母親は、空が晴れても雨が降っても心配ばかりしていたそうです。

世の中には好都合も不都合も無いのです。好都合あるいは不都合と捉えた、自分の心があるだけです。「晴れたら草履が売れる」「雨が降ったら傘が売れる」と都合よく楽しく思えるか、その逆を思うかは自分次第です。

なんだ、昔話か。という人の為にもう一つ。

平成3年9月28日、最大瞬間風速50メートルを越える強風を伴って台風19号が青森県を襲いました。青森のリンゴ農家では、収穫期を間近に控えたリンゴの90%が地面に落ちてしまい、出荷できない状態となったのです。

みんなが、「もうだめだ」と諦めたのですが、ある農家だけが、「何とかならないか」と考えました。そして、木から落ちなかった数少ないリンゴを、受験生に向けて、「落ちないリンゴ」として販売する事を提案したのです。

1個1000円のリンゴが、全国の神社で飛ぶように売れ、青森のリンゴ農家を救った様子をニュースで見た人も多いと思います。落ちたリンゴを見てただ悲観するか、落ちなかったリンゴを見てどうやってみんなが生き延びていくか。だたそれだけの違いですが、どちらを思考するかは自分の心の習慣なのです

人生を面白くするのも、つまらなくするのも自分次第です。ノートに書く行為は、自分の心を的確に表していきます。自分自身を知るためにもノートをつけましょう。

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