思考の手がかり ブログトップ
前の5件 | 次の5件

過去の思考を切り離す -5 [思考の手がかり]


私はあっという間に部屋を散らかしてしまいます。床に物を置いてしまうのです。読みかけの本、ティッシュ、携帯電話、テレビのリモコン、DVD、帽子等々。洗濯済みの衣類もタンスの前に置きっぱなし。

試験勉強をする時に、勉強に手がつかなくて部屋の掃除を始めてしまった事はないでしょうか。私は勉強の前に部屋の掃除をするタイプでした(笑) 部屋が片付いてやっと勉強を始める(笑)

勉強じゃなくても、例えば確定申告とか、何か重要な書類を書き上げる前に、つい、整理整頓をしてしまう事はありませんか?

私の知っている作家さんで、ペンが進まないとファミリーレストランに行って、原稿を書く人がいます。ファミレスの方が気が散ってしまって、自分の部屋の方が原稿が早く仕上がるんじゃないかと思うのですが、彼曰く「ファミレスの方が落ち着くのだそうです」

彼も床に物を置いておく人で、持ち物の数も部屋の散らかりようもスゴイ人です。

自分の心の中の思考が現れてくるわけですから、部屋は自分の心の中を現しています。物が片付いていない状態は、心の中がいろんなことに気が散っている状態です。

自分の部屋が雑然としているのは、思考が雑然とした状態です。これでは、思考が色々なことに気が散ってしまい、なりたい自分へのイメージに焦点が合いません。

片付けの下手な、いえいえ、散らかし上手な私は^^、白井さんのように何でも箱を作っています。全部で10個も(笑) とりあえず箱の中に入れていって、3ヶ月手を付けなかった箱は、中身を全部捨てます。

「使っていなかったのだから、捨てても困る事はない。必要な物があれば、また新しく必ず手元にやってくる。ありがとうございます」と新しい物を受け取る準備とトレーニングをしています。

勉強をする事も、原稿を仕上げるのも、人生を創造するのも、気が散ってしまっては上手くまとまりません。

捨てる事は自分の心に直接働きかけられるので、効果的なイメージトレーニングになります。部屋を見て「あ、これが自分自身なんだ」と自分に気付いて「ありがとうございます」と言って掃除をすることです。

↓ いつもクリックで応援をしていただきありがとうございます!
人気ブログランキング
人気ブログランキングへ


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

過去の思考を切り離す -4-2 [思考の手がかり]


片づけの出来ない人によく売れる本が、片づけ本や、掃除の本です。ところが普通に片づけが出来る人の本なので、大方の片付けられない人には、役に立たないことが多いです。

私たちは「ほかの人と同じことができなくちゃいけない」「病気になったら治さなくてはいけない」といった常識に囚われてしまっているのではないでしょうか。

白井さんが「私は○○だからしょうがない」と諦めたり、「できない」「無理だ」「むずかしい」といった思考をせずに、「出来る事と、出来ない事が人よりはっきりしている」と認識することで、自分の中の悩みやこだわりを手放しています。

多くの人は、「もうこんな歳だから」「お金さえあれば」「もっと政治が良ければ」等と思いがちです。

「現状が違っていればいいのに」と不満に思っていれば、その不満の状況が、また現れて続くだけです。

冷たい話に聞こえるかもしれませんが、苦しみも悩みも喜びも個人持ちです。人の病気を理解し、何らかの手助けをすることはできますが、他人がどうにかできるものではありません。

自分の病気を受け入れて、自分ができることを選んで楽しく過ごすか、病気と闘って、苦しむ人生を選ぶかは、個人持ちです。

他人と比べて、他人と同じ幸せを手に入れようとする人生ではなく、「自分で、自分の人生を創造し、自分の生き方を、自分が味わう」。すべては思考から始まります。
不都合があるからこそ、幸せを手に入れるチャンスなんだと思います。

↓ いつもクリックで応援をしていただきありがとうございます!
人気ブログランキング
人気ブログランキングへ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

過去の思考を切り離す –4 [思考の手がかり]

以前に、世界仰天ニュースというテレビ番組で「怠け者のレッテルを貼られた女性」という話がありました。

人に「だらしがない」と言われ、ADHDという発達障害が原因だとわかるまでは、人にできて当たり前のことが、自分にはできない、と悩む白井さんという方のお話でした。

作業を始めても、何か他の物が目に入ってしまうと、作業を放りだして目に入った物に取り掛かってしまう。掃除を始めると、全てがやりかけでドンドン散らかっていてしまう。

会社でも伝票を台帳にを書き写すだけの簡単な作業が出来ない。コピーを取ると曲がってしまう。真っ直ぐ書類が綴じられない。

苦手な事務から、化粧品販売の仕事に転職すると、瞬く間に営業トップ。業績を認められて管理職になると、苦手な事務作業が出来ず、また退職。結婚をしても、だらしがないと夫に言われて離婚。

ある日書店でAHDについて書いてある本を読み、自分の事が書いてあるような気がして医者に行ってみると、自分がAHDだと診断された。

ところが、自分がAHDで片づけが苦手な事を両親に話すと、「怠け者の言い訳」と一蹴されてしまう・・・・。


ADHDは原因も治療方法もわからないらしいのですが、白井さんのすごいところは

「自分は出来る事と、出来ない事が人よりはっきりしている。」
「出来ないことも、それを認識することで方法を工夫しよう。」

と、思い立ったところです。

洗濯物を取り込んだら、たたんでタンスにしまうとわかっていても、次々に目に映った別の作業を始めてしまい、どんどん散らかってしまう。そこで、洗濯物は、洗ったらハンガーに掛けて、着るときにハンガーから直接着る。

整理整頓ができないので、整理分類はしないことにして、「何でも箱」を作って物をまとめておく。

苦手な仕事は無理をしないで同僚に任せ、自分が得意なパソコン業務は一手に引き受ける。

テレビを見た人で、片付けられない人には「え?これだけ?」といった、物足りない内容に見えたかもしれません。実際、片づけ方については、ほんの数分しか触れていませんでした。

白井さんの例は、天才、思考の切替といった話が凝縮されています。
重要なのは片づけ方や、病気の治し方ではありませんが、大方の人はそこに囚われてしまいます。


↓ いつもクリックで応援をしていただきありがとうございます!
人気ブログランキング
人気ブログランキングへ


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

過去の思考を切り離す –3-3 [思考の手がかり]

今度は、軽トラック一台分の荷物を実家に入れる為に、自分の部屋も片づけないといけません。

スキーの板とブーツが2セット。1セットは安売りで見つけて買っておいたものですが、一度しか使っていません。要りもしないのに「安かったから」で買ったもの。ほとんど使っていないのならお金の無駄遣い。

実家の洋服も、一人暮らしの間着ていなかったわけですから全部捨てました。漫画や雑誌も私の部屋を占拠しています。

オーディオ。買ったときは高かったからと、いつまでも使っていましたが、今はもっと小さくて音が良いものがあります。むやみに大きなスピーカーも一組。

賞状類の他に、卒業式の記念品まで何年も押入れに放置してありました。

いいえ。思えば全ての持ち物が、皆、記念品として持っていたのかもしれません。「高かったから、やっと手に入れたものだから、いつか使うかもしれないから」と、理由をつけて、記念品にして置いておいたんだと思います

それだけ自分が頑固なのかもしれません。

新しい物を受け入れるには、今の自分の考え方を捨てていく必要があります。
歳を取ると頑固になる、なんて言いますよね。新しいものが欲しいと思っても、両手に荷物をあまりにも持ちすぎていて、どうしても今手の中にある荷物を手放したくない、そんな状態が頑固なのではないでしょうか。

死ぬときには何も持っていけません。自分が囚われているものから解放されなければ、ずっとこの世に思いを残したままになってしまいます。

この先の楽しい未来の想像を創造していくのに、過去の自分を守ることは必要有りません。過去の思い入れを捨てられない、自分の思考を変えられない、あるいは変えたくない、そんな自分と別れを告げるチャンスだと思って掃除をしてみましょう。


↓ 人生は、心の引越しが出来るかどうか。 
↓ いつもクリックで応援をしていただきありがとうございます!
人気ブログランキング
人気ブログランキングへ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

過去の思考を切り離す -3-2 [思考の手がかり]

「必要のない物は捨てよう」から今度は「使っていない物も捨てよう」に変えてみました。それでも、部屋からはドンドンと物が出てきます。

「生活に困らない物も捨てよう」とドンドン捨てていきました。

ビデオテープは300本以上。こんなに有ったって見きれません。テレビもビデオデッキも捨ててしまいました。

洋服もよく着るもの意外は全部。ネクタイもワイシャツもスーツも、普段使うことが多いもの意外は捨てました。

最後は「自分に必要なものは必ず手元にやってくる」と決めて捨てました。

結局、引越し荷物は軽トラック一台。だからと言って、引越し後に「取っておけば良かった」なんて困る事は何一つありませんでした。

これまでは「まだ着られる服があるから」と言った理由で買い物も迷っていたのが、「どんな服を着ようか」という楽しみでお店に入っていけます。これまでは無地のワイシャツばかりだったのが、色柄物のワイシャツにしてみよう、なんて感じです。

面白かったのは、引越し直後に、会社で業績優秀者に金一封があり、引越し代金が出てしまったこと。 その後新しい服を買いに行った直後にも金一封をもらって、「そういうふうに出来ているんだ」と感じました。

ゴミ屋敷を片付けた浜口さんがどれだけの徳を得たのかは、その後のテレビの露出度を見れば分かります。
残念なことに、最近、同じゴミ屋敷を片付ける別のテレビ番組がありました。人に片づけてもらったのでは意味が無いんだなあって感じます。

↓ 人生は、自分の思い描いたとおりに展開します。
↓ 物を捨てる事は、自分の不安を捨てる事です。
↓ いつもクリックで応援をしていただきありがとうございます!
人気ブログランキング
人気ブログランキングへ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の5件 | 次の5件 思考の手がかり ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。