捨てよう 7 [捨てよう]
ぶらぶら社員のことを聞いて、「いいなあ」なんて思った人はいるでしょうか。同じ社内で別の仕事をしている人や、友人の仕事を羨ましく感じたことはあるでしょうか。
例えば、友達が新しい携帯電話に買い換えたら、自分も買い換えたくなってしまう。洋服や時計、人の持っている物が羨ましく感じたりしないでしょうか。
英会話教室やジムに通っている人の話を聞いて、自分もやってみたいと思う。しかし他人を羨ましがって始めた事って長続きしたことってありますか?
人と比べて、もっと良い時計を、もっと沢山のブランド品を、もっと肩書きを、と欲しがったり集めたりするのは、自分の位置を人よりも不幸に置いているのではないでしょうか。
自分が競っていることは、人に「いいなあ」と思われたい、羨ましがってほしい、なんて事だったりしませんか?
人間から欲求を切り離すことはできません。「お腹が空いた」「眠い」と思えばこそ、食べたり、寝たりするのですね。欲求を感じる事が無かったら、「やばい、ご飯食べるの忘れてた」と、危うく死にかける人が沢山出てしまいますね^^
自分の夢の実現も欲求があってこそです。本当に自分が欲しいと思っている物は何でしょうか?
人間は身体がある限り、絶対に欲求から逃れることができません。言い換えると、身体があるうちしか、この欲求を感じることができないのです。仮に、死後の世界があるとするならば、死ぬ間際になって、「ああ、しまった」と後悔しても遅いですよね。生きている間だからこそ、ゲームが楽しめるのです。
では、羨ましいと思う自分を捨てるにはどうしたらいいのでしょう?読んだ方が自分でイメージしてみて下さい^^
↓ 仲間と関わりたい、そして認められ尊重されたいと願う社会的動物です。
捨てよう 6 [捨てよう]
私達は「もっと、もっと」と欲しがります。「欲しい」という思考は、「今、私は足りていない」という思考です。
「私はそんなに欲張りじゃない」という人もいるかもしれません。中にはお金や物は要らないという人もいます。
では友達は? かつては手帳に、今は携帯電話に、沢山の名前を書き込むことで、安心する人がいます。
では名誉や名声は? 他人に良く思われたい、と思う人もいるでしょう。
では時間は?便利さは?美味しい食べ物は?・・・・キリがありませんね^^;
「欲しい」「得よう」という思考は、身体が太っていくようなものです。
今日一日、10kgの荷物を担いで生活するとなれば、「ああ、重い。早くこいつを下ろしたい」なんて思うかも知れません。
しかし、毎日少しずつ、少しずつ、体重が増えていくと、10kg太っても、それがあまり苦に感じなかったりします。身体のことなら、「胃が大きくなってしまって、あの頃よりもっと食べたくなっている」、ということに気付けるかも知れません。
では、「欲しい」「得よう」という思考で太った心はどうでしょう? 少しずつ「もっと、もっと」という欲求が大きくなっている事に気付けない、なんて事はないでしょうか?
では、欲張りな自分を捨てるにはどうしたらいいのでしょう?読んだ方が自分でイメージしてみて下さい^^
↓ 「欲張らない」、ではないですね^^
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捨てよう! 5-7 [捨てよう]
紹介された家は、聞けば聞くほど素晴らしい家で、毎月の支払いもこれまでの賃貸住宅よりずっと安く住むことがわかりました。そして、その足で現地へ向かって、建築途中の土地を見ることになったそうです。
子供を育てるのに申し分ない環境。庭もある。駐車場もある。建築される家には欲しい機能が全て揃っている。全ては絶妙なタイミングで用意されているんだ、と思ったKさんは、ご主人に「この家を買おう」と言って、購入を決めてしまいました。
家を購入するとなれば、大変高い買い物です。せめてご両親に相談するところでしょう。ところが、Kさんもご主人も、どちらの両親にも相談することなく、購入を決めたのです。
賃貸から新築へ、ただの引っ越しの話に聞こえるかも知れませんが、私は「なるほど。Kさん夫婦は、今住んでいる住まいも捨ててしまったんだ」と思いました。様々な物を捨てて、過去にはない新しい物を受け取った姿を見たように感じたのです。
その後、家が完成して、男の子のお子さんが生まれ、全てが新しく受け取ってのスタートとなったのです。
Kさんが引っ越しをして、先月でちょうど一年です。同じ住宅会社が新しい家を建築しているところに遭遇し、自分の家を購入した営業マンにたまたま会ったそうです。
営業の方の話によると、現在は家を建てる材料等の価格が上がってしまった為に、エアコンや床暖房、家のシャッター(雨戸)でさえも、無い状態で家を販売をしているとのこと。建物だけを売って、必要な物は全てオプションで別途購入。そうしないと同じ値段で家を提供できないのだそうです。
「とても同じ値段であの家は購入できない。今とっても良い物件がある、と紹介できたのが本当になっちゃいましたよ」という営業の方の話を聞いて、まさしく全てが絶妙のタイミングで起きていた事を知ったそうです。
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捨てよう! 5-6 [捨てよう]
Kさんは長い間のご主人との喧嘩で、全てを精算するつもりで離婚を決意しました。離婚をすることが決まり、身の回りの整理をしなくてはと、ご主人の持ち物と自分の持ち物を分け始めました。
あれも要らない、これも要らないと、鍋や電子レンジ、洋服等、自分は何も持っていかないつもりで捨て始めたそうです。数日に渡って家の中の物をどんどん捨てていき、最後には車と、その日生活するのに必要なごく僅かな物だけが残りました。ご主人の物も含めて、ほぼ家中の物を捨てきってしまったのです。
するとどうでしょう。自分がこだわっていた事や、怒り、ご主人との過去の出来事、何もかもが「どうでもいいこと」だと思えたそうです。所詮は小さな事。過去の出来事にこだわって、いたのは自分自身でしかなかった事に気付きました。
どうでもいい事だと思えたとたんに、怒りも喧嘩も治まり、ご主人と仲直りをして「さあこれから私達はどうしようか」と前向きな話をする事になったのだそうです。
実はKさんが参加されていない間のあおう会では、掃除の効果をテーマを立てて、みなさんのお話を伺っていました。自分の持っている物は全て過去の創造の結果で、自分の部屋は心の反映であること。思い込みや、囚われから解放されるには、過去を捨て今を生きること。等を簡単に説明して、感じたことを自由に話し合って頂きました。
果たしてどれだけの人が実際に掃除をして、いったいどんな経験を引き寄せるのかを楽しみにしていました。(掃除の効果と、どのような事を引き寄せたかは、「パワースポット作り」でお話ししたとおりです)。
するとどうでしょう。掃除の効果について参加していなかったKさんが、徹底的に掃除をして物を捨ててしまい、ご主人と和解して新しい生活をスタートさせたという土産話を持って、あおう会にいらっしゃったのです。
絶妙のタイミングで起きている出来事に、本当に驚いてしまいました。
その後は夫婦で「家を引っ越さないか」という話が出たそうです。考えていてもしょうがない。まずは不動産屋さんをぐるりと回って良い賃貸がないかと探したが、良い物件に出会えない。物は試しと、中古住宅まで広げて話を聞いたが思うような物件がない。
そしてある不動産屋さんに入ったところ、「今、とっても良い物件があります。でも冷やかしならやめていただきたい。本気で購入を検討している方であれば、喜んで紹介させていただきます」と営業の方に言われたそうです。
私は先入観の強い人間のようで、Kさんの話を「ははーん。そう言って決断を迫って、ローンを組ませて売る営業トークなんだな」と思ってしまいました^^; 私はまだまだ物を捨て切れていない人間のようです^^;
Kさんは直感で、「家を購入するつもりでやってきたから、是非とも紹介してほしい」と伝えたそうです。
おいおいっ!新築購入? 元々、賃貸を探して出かけたんじゃないの?(ノ゚⊿゚)ノ
と思いながら、このおもしろい展開に聞き入ってしまいました^^
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【あおう会・創造の集い】HP
タグ:イメージトレーニング 掃除の効果
捨てよう! 5-5 [捨てよう]
あおう会では、集まった人が何を話しても構いません。自分の気持ちに正直になって、自分の心の内に気付いていく場所です。ただし一番最初に簡単なルールを説明します。それは、
笑顔でいること。
この場を楽しむこと。
です。そしてルールには強制力がありません。喜びも、怒りも、悲しみも、ルールに縛られる必要はありません。あおう会は創造の実践の場所です。色々な思いを持った人が集まった人間劇場の縮図の中で、自分の中に出てきたどのような思いも、笑顔で楽しむことを実践してもらいます。慣れ親しんだ思考習慣とは違った思考をして、どんな結果を受け取るのかを体験するのです。
ご夫婦で参加される方の中には口喧嘩をする方もいます。前日に喧嘩になったとか、その日の朝に喧嘩になったとか、あおう会に来る途中の電車の中で喧嘩になったとか、絶妙のタイミングで喧嘩が起きている様に感じます。
お互いが「自分が正しい」といって譲らない為、その場で喧嘩の原因を紐解いたところで解決しません。そのうち話は「あの時あなたはこう言った」「お前がこう言った」と過去の出来事までに遡ることがあります。同じ出来事を話しているので、話が噛み合っているようですが、噛み合いません。同じ出来事でもお互いの記憶に残っている過去は違っているのですね。
こういう時は、あおう会の趣旨についてお話をする事がありますが、喧嘩を諭すようなことはしません。「こう考えた方がいいですよ」等とアドバイスをしたところで、人の心は誰にも変えられないのです。夫の意見で妻が変わらないように、妻の意見で夫が変わらないように、怒るのも、笑うのも、人は皆、自分のやりたいことを選んでいるのです。
誰も他人の人生を創造できません。自分に代わって誰かが創造してくれることもありません。それを理屈で、頭で判っていても、実生活には反映されません。知識を得る事と、身をもって知ることは全く違う事です。自分の周りの誰かのせいではなく、「自分の創造だ」「自分の人生だ」ということを実践の中で気付いて、自分が変わっていくしかないのです。
多くの人が周りをコントロールしようとします。コントロールできるのは自分自身であり、自分自身が変わると、まるで鏡に映ったように周りも変わることがわかります。
あおう会に参加者されているKさんは、長い間続いているご主人との喧嘩に悩んでいました(ご主人は参加されていません)。Kさんはあまり愚痴を言わず、毎回、身の回りの事を、皆さんにおもしろおかしくお話をしていました。
そんなKさんがしばらく間、顔を見せない事があり、後でその時の話を聞いて驚いてしまいました!
(ノ゚⊿゚)ノびっくり!!
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【あおう会・創造の集い】HP